以前も紹介したご存知、DSPプラグインボードです。UAD1からUAD2になりました。もう定番といっていいかな?うちではとっくにメシア扱いですがね。

何が変わったとかはあまり無いのですがとりあえず10倍くらいDSPが速くなったらしく、同時に使えるエフェクトの数がとってもふえた。あとプラグインレーテンシーが全然短くなっていい感じ。補正機能付DAWであってもプラグイン直列するとプレイバックに少し待たされた感あったけどほぼ体感ゼロにて快適。

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以前の己のUAD1ブログを見直してみたのですがNEVE33609がすげーいいけど ちょー重え。なんて書いておりまして過去に自分を哀れむことすらできます、あはは。今となっては懐かしいす。とにかく素敵なプラグインがガンガンさせちゃう。これがまー楽しくて、NEVEを並べてNEVEコンソールが家にやってきたぜーとか、ハリソンEQ並べまくってマイケルジャクソン ミックスとか、SSLのチャンネルストリップ並べれば勝ち組ごっことかまで出来る訳です。CDも売れなくなる訳だ(笑)。

それにつけても相変わらずここのプラグインはホントに良くて自分がミックスで使うプラグインはOxford EQとPSP Lexcon pcm42 Deley以外はすっかり全部UAD2。元々UADはダイナミクス系に定評ありなのですが今回あえてEMT系のリバーブやべす。と言ってみる。

実際、過去4年くらいリバーブはほぼ全部EMTエミュ使ってます。単純にネイティブ系が皆NGで消去法にのっとり、ずーっと使っているというのが現状だっただけど。TCのVSSとキャラ違いで使い分けてたので何気にONE of 最高と言っても良いかもしれない。濃厚系ではこれ以上を知らない。おすすめv

あと、やっとFATSOも出ましたね。オリジナル自体もデジタルアウトボードなので正当な移植進化といえるのではないかと。簡単にアナログ感をデフォルメして出せるのでやはり便利です。なぜこの機械が人気あったかもよく分かると思います。多くの方はこれでアナログ感注入欲を満足できるのでは?こいつもおすすめ。

今更技術的にUADが無いとミックスできないなんてことはないけど、デジタルプラグインのクセにカラーとトーンの広がりを選択できる所が音楽的に良いし、ミックスが俄然楽しく、速くなります。そこは本当にアナログ坊の自分も納得のポイント。デジタル技術ってすごいね、そこは素直に21世紀最高ってことで。

以上。