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R NEVE DESIGN Portico 5042 4台。8chマルチ対応ぉー(涙目)。

Portico5042の複数台導入は日本では初だそうです。以前とりあえず買った一台を溺愛してしまいました。実際、他のどの機械よりミュージシャンを感動させたので絶対にマルチで使いたいと思っていましたが、コレがんばりました。、何せお値段ハンパじゃないので相当な覚悟はしましたよ(汗)。

俺テープの音、好きなんですわ。70`sまででの音源大好き。デュークもマディもマイルスもカーティスもスライもワンダーもジミもツッペリンもビートルズもレニクラもキャロルキングもスティーリーダンもリトルフィートもT.O.Pも皆テープ。取りえしの付かないあの音のファンです。

時代錯誤者と言われても全然オッケ。

テープ録音はただの懐古主義者の趣味のようですがUSあたりでは未だ最良の記録選択のひとつとしてフツウに使われています(特にドラム、ベース、エレキギター)。単純にミュージシャン上がりのエンジニアが多いので、POP、ROCKのバンドサウンドのグルーヴ接着剤として良く機能すると信じてたがわない方が多いだけかも。

国内に情報がないので海外テープエミュ事情をいろいろ調べてみたらちょっと面白い

○ATRという新しいテープ会社ができたので変わらずSTUDERやAMPEXをまわす。
○デジタルのテープエミュはCraneSongのADC、HEDD搭載にされてるもの以外は対象にならず。(CraneSongはUSですごく人気がある。オレSPIDERほしい人。)
○FATSOはコンプが最高!テープエミュは微妙。
○Portico5042はエミュとしては一番の出来。本物とキャラは違うが
違うメーカーのテープレコーダーと考えればアリだ。NEVEだしみたいな。

んで、5042がテープ代が掛からないSTUDERやAMPEXの代替ユニットとしてスタジオに入っているようです。

いままでプラグインエミュや真空管、FET、OPTのコンプリミッターで全然表現できなかった60`s70`sで聴けるリミッティングが出来るようになったのは大きいです。あとピンポン的行為での情報量コンロトール、ビートルズや近年のテープとDAW複合のメリハリのある音像つくることも出来るようになったのはうれしいす。

こうゆう情報量コントロールをプラグイン処理でもよく行ってミックスもしてきましたが結局張り付いた出音は変わらない。最終的に収まりはするけど整理した感じのすわり方になるのでつまらん。

リスナーは(音色を含めた)音楽が良けりゃそれでいい。トラジショナルで何度ども聴きたくなるかっけー音源を作れるようになりたいな。せっかくイメージに近づけることが出来るツールをゲットしたのでどんどん試行錯誤していきたいす。

それにしても持ち歩けるNEVE+STUDERなんて夢のよう。なーんて考えてたらDAWなんてチャチなもんで完結しようなんて発想がダサかったと感じ…。
それとも気持ちが大きくなっているのは気のせいか。重いローンの反動か。

くるま買えたな(泣)。