ATCのモニタースピーカー12slです。つい最近導入されたミキシング用モニタースピーカーです。ひさしぶりにジャケ買いならず耳買いしてみましたよー。

まず経緯から、ミキシングの確認用のひとつとして使っていたスタジオ定番YAMAHA-NS10Mを低域が見えにくいとかっつって文句を言っていたにもかかわらず、やっぱ使い易いよなー自分も定番にのっかっちまえーと思った瞬間・待ってましたのごとくウーハァーがビリビリ言いはじめました。販売終了して久しい10M、ヤマハサポート部いわく交換パーツはとっくに切れてると。

よほど君とは結ばれないないのねーと、良いモニターを探しの旅に出てみました。

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40機種以上のスピーカーを聞いてまわりました。パワード、アクティヴからパッシブタイプまで。いやーみんな相当好き勝手。どれがホントのフラットか教えてほしい、偉い人。よっぽど中古の10Mでも探しにいこうかと思いました。

でもそんな中ひとつだけ見つけた自分的最高がATC scm19。個人的にはぶっちぎりで良かった。あれこれ探して最終的に世代前のscm12sl をゲットとなりました。

全然レンジ広くないしすごくクセも強いけど中低域の解像度がハンパねーです。
ちょうど重心の低い10Mって感じで笑えることに自分が好きなミックスは本当に良く鳴る。
バランス取りに迷いが無くなりミックスが楽になり、速くなりました。
自分にあったスピーカーを見つけると自然に起きる現象かもしんない。

ATC全然知らなかったのですが英国の老舗のモニターメーカーのようです。私がチェックしたのはパッシヴですがアクティヴスピーカーも出ています。ただアホみたいに高いです。

ピュアオーディオの世界では鳴らすのが難しいスピーカーとして玄人的な人気があるようですがその世界にはJBLやB&Wのように実際にはまったく使われてないのにモニタースピーカー的イメージで販売しているメーカーがあります。
それ系かなと思って導入スタジオを調べてみると誰でもない世界のトップエンジニア、ジョージマッセンバーグの最新ブラックバードスタジオはがっちりATC♪。

耳買いしたスピーカーがジョージマッセンバーグと同じ選択だったと思えば俺の耳もまんざらじゃねーなーと自画自賛モード全快なんだけど、実はクライアントには音がよくわからんとすこぶる評判悪い(笑)。

よって・

まとめ : ミキシングエンジニアにはオススメです(泣)。