UTC A22の600Ωライントランスです。また変なのが登場です。トランス以上でもトランス以下でもありませんがUTCってとこがポイント。たぶん。

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UTCと言うメーカーをご存知でしょうか。さぁ~?知らない方は健全です。50年代のアメリカ合衆国に軍事産業の一環として電信機器を製造していたウエスタンエレクトロニック(以下WE)という会社がありました。アメリカの製造業がまさしく世界のトップだった頃、民生の世界では考えられないほど贅沢に設計された機器や部品を製造していました。今でも超アナログの最高峰として高価で取引されています。管式オーディオ機器制作やエレキギターの改造なんかでも出てくる名前なので知ってる人もいるかも知れません。その有名なWEと並ぶ超アナログ巨大電信機器メーカーがUTCです。

そんなアナログ桃源卿的世界のトランスサウンドを手軽に堪能してしまいましょうというのがコレです。二つのライン機器の間につなぐだけでOKですが一応アンバランスRCAをキャンノンバランスに変換してくれる機能も持っています。

音が以外とやるんですよ。ファットです。ウマいところがいい感じで持ち上がります。なんというか良い質感なんです。必要に応じて基本マスターに挿してますがやっぱりオールドスクールなロック、ポップにはいい仕事してくれます。

実はこのライントランス類、ブラックボックスにして持ち歩いているミックスエンジニアもいるそうです。まさしく秘密兵器として(笑)。ライントランスにはUTC A22以外にも20、24などもあるし、WE、アルテックのモノあります。それぞれキャラ違いを使い分けられれば確かに使いでありそうです。

とっても面倒でクダラなそうな行為なだけに是非トライしてみたいなぁ。