レコード語るとか言いつつマリーナショウ以来ひとつも書いていないmusic reviewですがやっとでました。
何にしようかと思いながら山崎まさよし氏です。
何気にワタシのリファレンスCDであり、曲、歌、ミックス音質、トータルに仕上がり含め大好きで何百回聞いたかわからないです。なけなしの予算でどうすればこのクオリティーに持っていけるのかずーっと考えていました。
曲、演者のすばらしいパフォーマンスはもちろんのことながらやわらくて、ハイファイ、ファットでタイト、そしてダイナミックであります。ワタシが続ける限り追求し続け、成したいすべての要素がそろっています。しかも邦楽っ。
こんなすげーエンジニアは誰やねんっと思ったら全くの無名のアメリカ人。おいっ。
世の中は広いであります。
昔、レコ誌で特集があったんですがそのときの記事は今でも持っています。
すべてアナログマルチだそうです。コンソールはNEVE VRだそうです。
すばらしいヴィンテージアウトボードを使ってミックスされたそうです。
さて。逃げましょうか(笑)。
いや、それくらいワタシの現実から遠い制作環境、過程がありますね。
つまりデジタルを使わない現在一番お金の掛かる制作方法。
しかしながらどうにかこうにか負けずに挑戦したが故に身につけたスキルは数知れないのも確か。
上質のアナログ機器とコンピュータ、デジタルをフルに活用してその『感じ』を再現する訳ですけどもそれでもやっぱり相当な時間とお金かかってます。
そこそこいい線イケるようになったと思うけどしかしコレまだまだ志半ばです。
このところ積極的にCD漁ってないとこもあるけど残念ながらこれ位良いサウンド(好み?)のレコードCDは滅多にお目にかかれません。
音楽不況にこのご時世、予算が出なくてとかでこうゆうのもっと少なくなっていくだろうね。
とりあえず自分はカミの啓示とかでもあったことにしてマイペースでがんばりたいす。